
健未路(たけびみろ)さん |

コンサートの風景 |
◆1月22日の10時、癒しのコンサートがあると漏れ聞いた、星ビルのオルゴールティーサロンを訪ねた。
室内は、上品で落ちついた雰囲気の超高級イメージだった。
今回のピアノ奏者は、健未路(たけびみろ)さん。札幌、ニューヨークに在住した後、今は屋久島に住むというジャズピアニスト。評論家竹村健一氏に、「日本一の自由人」と言わせしめるほど、右脳的な生き方をしている人である。
不思議なエネルギーの感じられるビアノ演奏も感動的だったが、それにも増して強く印象に残ったのは、曲と曲の間のスピーチだった。
「屋久島は、最後に残された自然の宝庫。島でたくさんの友人を得たが、最長の人は107歳。彼は耳が遠いだけで、人の顔は忘れないし、食事も自分でつくる。山の気を吸い自然の中で生きている。風呂は50年入っていない」
「痴呆の50人くらいの人の前で演奏すると、不思議なことがある。彼らは心を直接聞いている。院長や婦長などは驚いていた」
「耳の聞こえない人が、私の演奏するピアノを触って泣いていた。大事なのはどんな音楽を演奏するかでなく、どんな心を伝えるかだ。これからも、聞いていて元気になる癒しの演奏をしていきたい」
昨年の1年間、健(たけび)さんは、音楽による癒しに整体師としての癒しを加えるため、住み込み修業をした。指の大きなタコは、修業の猛烈さを物語っていた。
コンサートの後は、1Fのレストラン「星の雫」で健さんを囲んでの昼食会。たいへん楽しいひとときだった。
◆こんな素晴らしい企画をしたのは(株)ミックス。オルゴールティーサロンで、1月に1回、起業家が気軽にコミュニケーションできる「電脳カフェ」を開いたり、2カ月に1回、コンサートなどの「電脳イベント」を開催している。(お問合わせはmiura@mix-net.co.jp)

コンサートの後のランチ
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◆昼食後、星ビルの中を案内された。
2Fの「知育玩具とオルゴール」の部屋には、木でつくられた独創的なたくさんの玩具があった。玩具はどれを手にしても、アイディアが奇抜で個性的。見ていて楽しかった。
つぎに案内されたのは「アンティークドールと現代人形」の部屋。背丈30センチくらいのおびただしい西洋人形が並んでいるのには驚いた。
フランスやドイツから輸入されたもので、世界最高級の人形といわれるだけあって、まるで生きているよう。何か、何百という目に見つめられているようで、最初は落ち着かなかったが、次第に人形の持っているやさしい眼差しが感じられるようになり、楽しくなってきた。
ここで眠ったらどんなだろうと独り言を言ったら、ドールコンサルタントの高井千明さんが答えた。
「ここの人形は、みんな長い間、可愛がられてきているので、とってもやさしいんです。きっとステキな夢を見ますよ」
◆こんな個性的なビルを経営しているのはどこだろうと尋ねると、瀬戸内海汽船だった。
「船は星を道先案内にして航海してきました。当社が星にこだわりを持つのは、こんなところからきています」
同社営業部チーフの井藤英晴さんが説明してくれた。
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