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くらしとすまいのアート展・椿ギャラリー


陶芸・絵手紙・絵画・刻字・写真・パース

椿ギャラリー
広島県安芸郡府中町本町2−1 6−11
椿ギャラリー(椿庵隣)
(関根設計/082−285−5210)

月〜金(土・日・祭日は休)
atsekine@ms2.megaegg.ne.jp


安芸郡府中町に、「くらしとすまいのアート展」を開催している椿ギャラリーがある。一級建築士・関根武さんが経営するギャラリーで、関根さん自ら創作した陶芸・絵手紙・絵画・刻字・写真・パースを主に展示している。


椿ギャラリー
椿ギャラリー地図
JR天神川駅から徒歩で15分
府中町役場北口バス停から2分


■広島県安芸郡府中町役場の近くの交差点を左折すると、「くらしのアート展/椿ギャラリー」と表示された看板が目に入った。
 そこには、マンション椿庵と賃貸マンション椿ガーデンT・Vが並んでおり、椿ギャラリーは椿ガーデンTの1Fに設けられていた。
 

 室内には、かなりの数の陶芸や絵画・写真などが展示されており、そのほとんどが関根武さんの作品だった。
 関根さんは謹厳実直といった感じで、ギャラリーのコンセプトなどを説明した。
「椿ギャラリーがオープンしたのは、2002年10月です。高級な美術品でなく、日常生活を楽しく美しくするものを展示することが、椿ギャラリーのコンセプトです」


■関根さんの本職は建築設計。そのキャリアは通算すると35年である。若いときから絵画などの創作が好きで、建築設計の傍ら、絵画・陶芸などの創作活動を続けてきている。


 彼は昔を振り返りながら語る。
「芸大志望だったんですが、親父にそんなものでは食っていけないと叱られましてね。建築の方へ進みました。
 建築もいい時代がありました。今、思うと、時代に仕事を与えてもらっていたように思います。ブームが去った現在では、需要がすっかり落ち、10人くらいいた所員も、家内と2人です。おかげで、好きな絵画などの創作活動に力を注いでいます」


 関根さんのレパトリーは、絵手紙・絵画・写真・陶芸・刻字・パースと、非常に幅広い。絵画や絵手紙の主な題材は山野草だ。これにはわけがあった。
「2年前に義父が亡くなったとき、たいへん高額な相続税がきたんです。支払う金が無いので、やむなく今まで住んでいた屋敷と畑、合わせて280坪の土地に分譲マンションを建てることにしました。
 そのとき辛かったのは、畑に生育していた300種類もの山野草との別れです。義母はとても大事にしていて、今では、そのうち100種類くらいベランダ栽培しています。私は、建物を新築する前に、その形を描き留めておこうと、1年で150種類くらい描きました」
  

「椿ギャラリーとネーミングした理由は、畑に20種類もの椿が植えられていたことと、府中町の町花が椿ということの2つです」
 

椿ギャラリー
椿ギャラリー
■関根武さんのプロフィール
昭和18年東京生まれ・60歳
昭和43年日本大学理工学部建築学科卒
・秀和(株)一級建築士事務所入所
昭和51年関根建築設計事務所設立
昭和55年有限会社に改組  

 絵手紙に対する彼の情熱はたいへんなもので、つぎのように語る。
「380枚の年賀状は印刷せず、山野草の絵を1枚1枚描いています。
 1年間を通じて描いている絵手紙の枚数は、1000枚くらいですね。1つの草花の平均枚数は20枚ですから、1年間に描く山野草の種類は50くらいです」


「学生の頃は油絵を描いていましたが、仕事を始めてからは水彩画に転じました。写真は20年前から、国画会の先生に習っています。
 陶芸は3年前から、新協美術会会員の藤井由雄先生に師事しています」


 関根さんの勉強好きには脱帽する。なお、ギャラリーには、藤井先生の作品が展示・販売されていた。
 パースは、建築物の完成予想図をスケッチしたものということだった。


■これからの重点種目とギャラリーの方向性について尋ねると、
「写真と陶芸に特に力を入れたいと思っています。
 ギャラリーは、地域に開かれたものにしたいですね。絵手紙の教室を開くとか、地域の皆さんに期間を定めてギャラリーをお貸しするとか、いろいろなイベントを考えているところです」


 関根さんは、今、60歳。これからの60代をより価値あるものにするためにも、夢のあるギャラリーにしたいと、目を輝かせて語る。
「何か良いものがあるといわれるようなギャラリーを目指してがんばります。ぜひともお気軽にお越しください」


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