オーストラリア・ヌーサ英会話ツアーを企画する
風変わりなコンビ
佐藤正嗣さん(北斗トラベル)
原藤陽子さん(Grasya English Agency)
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坊主頭がトレードマークの佐藤正嗣さんは、両親が金光教(こんきょうきょう)教師ということもあってか雅楽が趣味という日本的な男性である。仕事のトラベル業は、始めてから8年目の一昨年思い切った方向転換をした。
原藤陽子さんは英会話・留学手紙代行・カウンセリングを仕事とし、海外に何度も行っている国際派である。
このようにどこから見ても接点がありそうにない二人が、オーストラリア・ヌーサ英会話ツアーを共同企画した。その経緯などについて伺った。
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左 佐藤正嗣さん
右 原藤陽子さん
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ヌーサのロケーション
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ヌーサの景観
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Q 英会話ツアーの企画元は、もちろん原藤さんですね。
原藤 そうです。今年の春、オーストラリアヌーサに住んでいる友人のブルースさんから相談を受けました。ヌーサで日本人相手の短期間の英会話教室を開きたいというのです。
以前、彼は日本で10年くらい英会話の先生をしていました。そのとき日本人(加代子さん)と結婚、彼女を伴ってオーストラリアへ帰られました。そんな彼のことだから間違いないと思いましたが、百聞は一見に如かずということでヌーサに出かけました。
Q ヌーサは初めてだったんですか。
原藤 オースストラリアは3回目ですが、ヌーサは初めてでした。今まで噂には聞いていましたが、素晴らしいところでしたね。
スケールが大きく美しいビーチには、思わず嘆声を上げました。街にはきれいな川が流れ、緑豊かな山もありました。散歩すると、コアラや野生の駝鳥などに出くわすこともあるそうですが、それでいて決して田舎ではなく、おしゃれなブティックやレストラン、映画館などが立ち並んでいました。
日本人にはあまり会いませんでしたね。まさしく穴場だと思いました。
Q 宿泊する場所はどんなところでしたか。
原藤 ブルースさんは、マンションを2つ経営されています。その一角を開放されるそうですが、設備も整ったきれいな部屋でした。英会話はブルース先生が指導し、生活面は加代子夫人が面倒をみるというのですから、まさに理想的。これなら楽しみながら、自然に英会話がマスターできると思いました。
Q ツアーの期間は?
原藤 おおむね1週間です。
なにしろ、トラベルについては素人なので、どなたか、いいパートナーはいらっしゃらないかと思っていたら、知人から北斗トラベルの佐藤正嗣さんを紹介していただきました。それからはおかげさまでスムースに仕事が進んでいます。
Q 佐藤さんは、とラベル業を始めてから何年になりますか。
佐藤 あしかけ10年になります。2年前、事業の思い切った方向転換しました。
年商1億円くらいになり、従業員も3人くらいいましたが、忙しいばかりでまったく儲かりませんでした。当時の収入の大半はチケットの取扱いが占めていましたが、利幅が極端に小さく手間ばかり食っていたんです。これではいけないと、悩みに悩んだ末、結局チケットの取扱いから撤退することにしました。当然収入は激減したので、従業員には辞めてもらい、1人で再スタートをしました。
Q 思い切った決断をされましたね。そのとき剃髪されたんですか。
佐藤 心機一転といことで頭を丸めました。それからは、お客様に楽しんでいただく仕事をしたいということで、北斗クラブを立ち上げました。そのコンセプトは楽しいトラベルの企画です。スタート時は30人くらいの規模でしたが、今では100人を超えました。
Q 例えば、どんな企画を立てられましたか。

ブルーマ先生 右から3番目
加代子夫人 一番右
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右側の建物
宿泊地のマンション
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左 マンションの内部
右 マンションの外部
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佐藤 これはと思うようなことがあれば、どんどん手を出しましたが、一番印象に残っているのは、三次市にある「奥田玄宋・小由女美術館」日帰りツアーです。日本で一番、月が美しく見える美術館として有名ですが、3月と9月の満月の夜が一番と聞きましたので、一番美しく見える日を調べてツアーを企画したんです。素晴らしい月でしたね。参加した皆さんにはたいへん喜んでいただきました。
原藤 佐藤さんは地元の人と仲がよく、なかなか手に入らない情報が入るんです。そのため、大手の旅行会社では企画できないような穴場に連れて行ってもらえると評判です。
佐藤 秋には、島根県川本町・お見合いツアーをしたいと思っています。農村には結婚相手の女性が少ないんですね。川本町の桶原清志さんが熱心に相談にのってくださいます。原藤陽子さんは、彼に紹介してもらいました。
Q それで、お2人のつながりが見えてきました(笑)。佐藤さんは雅楽に趣味があるそうですが、雅楽旅行も視野に入れていらっしゃいますか。
佐藤 できれば企画したいと思っています。雅楽を始めて4年しかなりませんが、すごく魅力のある伝統的な音楽です。好きな人の裾野を広げていきたいですね。
Q オーストラリア・ヌーサ英会話ツアーは、すでにPR中と聞きましたが、手ごたえがありましたか。
佐藤 残念ながらパッとしません。
原藤 馴れないことをやっているので、今のところ成果が出ていませんが、PRの方法などを再検討して粘り強く取り組んでいきたいと思っています。とてもいいプランなので、次第にわかっていただけると信じています。
Q 1プラス1≦3と言います。お二人の異なったキャラクターを生かして、成功してください。本日は有難うございました。
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2008.8.6/戸村彰義 |
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