日本庭園のある
デイサービスセンター「日和庵」を立ち上げた
(有)まごころネット 藤渕悦子さん
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藤渕悦子(ふじふちえつこ)さん
代表取締役
有限会社 まごころネット
(居宅介護支援事業、訪問介護事業)
〒732-0811 広島市南区段原3丁目3−27−402
Tel 082-261-8405
Fax 082-261-8402
フリーダイヤル 0120-305562
URL http://www.magokoro-net.com/
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| 日和庵(ひよりあん)のあらまし |
■日和庵のデイサービス
日本庭園のあるデイサービスセンター。
平成20年4月8日にオープン。
■デイサービスの考え方
気楽に来て、気楽に過ごし、その時をしっかり楽しんで、心身ともに元気になって帰っていただくこと。
■ご利用できる方
・要支援介護の認定を受けた方
・自立の判定を受けた方
■定員
15名
■営業日と営業時間
月曜日〜金曜日 8時30分〜17時30分
(サービス提供時間・・・9時30分〜15時45分)
※利用者のご相談に応じて、時間外のサービスにも柔軟に対処しています。
■場所
〒734-0026 広島市南区仁保町2丁目5−39 Tel 082-890-8025 Fax 082-890-8026
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広島市南区仁保町に、見事な日本庭園のあるデイサービスセンターがある。有限会社まごころネットの藤渕悦子社長が、今年の4月に立ち上げたばかりの「日和庵(ひよりあん)」である。中に入ると、庭園を見渡せる広々とした日本間があり、利用者の1人がソファで午睡、もう1人がヘルパーと会話を交わしていた。
藤渕社長に、日和庵を立ち上げた経緯や運営方針などについて伺った。
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玄関
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 日和庵のアットホームな雰囲気
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日和庵のアットホームな雰囲気
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Q それにしても見事な日本庭園ですね。民家を借り上げられているとのことですが、この庭園の維持はたいへんでしょう。
藤渕 実は、庭園は借りていないんです。隣家に住んでいらっしゃる家主さんが、毎日手入れをされています。家賃も通常の半分にしてもらっています。
Q それは驚きましたねえ。すごいご好意ですね。
藤渕 ここには家主さんのお父さんが住んでいらっしゃったんですが、昨年の9月に亡くなられました。その後空き屋になっていたので、家主さんにお願いして貸していただいたんです。お父さんの訪問介護を当社がしていたのがご縁になりました。
デイサービスについては、かねてからやりたいと思っていましたが、なにしろ適当な場所もなければお金もないということで、設立を見送っていました。そんなとき、家主さんのご好意により素晴らしい場所に恵まれ、資金についても友人6人が出資してくださいました。本当に有難いことと感謝しています。
Q 何人くらい利用者がいらっしゃいますか。
藤渕 現在のところ、総数で16〜17人くらいです。月曜から金曜まで営業しており、1日平均4〜5人といったところです。定員15人ですから、もう少し頑張らねばと思っています。
Q デイサービスは、どんなところに重点をおいて実施されていますか。
藤渕 気楽にお出でいただき気楽に過ごしていただく。その時をしっかり楽しんで、心身ともに元気になって帰っていただく。こんなデイサービスでありたいと思っています。利用者の皆さんは、一人ひとりが体調も性格も違います。ですから、マニュアル通りにケアするのではなく、利用者一人ひとりにとって何が大切かを考え、まごころを込めて接するようにしています。お風呂も一人ひとり別々に入ってもらっています。
Q 毎日を楽しむ行事としては、どんなことをなさっていますか。
藤渕 例えば、エステサロンからボランティアに来てもらいエステの時間をもうけていますが、皆さん本当に楽しそうですね。また、俳画の先生などにもボランティアできていただき、いろいろな手芸をしていますが、皆さんは着実に上達されています。こうして少しずつ元気になられる利用者を見ていると、やって良かったとしみじみ思います。
Q 週末には、地域の人たちに施設を開放されているとのことですね。
藤渕 土曜日、日曜日は地域の皆さんに施設を利用してもらうことにしています。去る6月7日(土)には、野口美紀さんのオカリナとアコーディオンの演奏会を行いました。日和庵の利用者のほかに、多数の地域の人たちが参加、会場は満員になりました。30人くらいの予想が、その倍の57名になったのですから、嬉しかったですね。
Q 藤渕社長のこれまでの足あとなどについてお伺いしたいのですが・・・・。
藤渕 私は愛媛に生まれ、愛媛で育ちました。33歳のとき、2人の子どもを連れて広島にやって来ました。それからは、ずっと広島です。最初の5年間は病院に務め、休業補償や損害賠償、保険事務などの仕事をしました。この間、皆さんのお役に立つことができ、生き甲斐のある日々を送ることができました。
Q どうして、5年で辞められたんですか。
藤渕 長男が私学の試験に合格し、お金が必要になったからです(笑)。病院の給与では授業料が払えないんです。そこで、いろいろ調べたうえ、銀行に入りました。病院からは、随分引き止められましたが・・・・。
Q 銀行はいかがでしたか。
藤渕 給与がよくて満足していましたが、年金をもらえる時期が65歳になったので、定年後どうすればよいか不安になってきました。そんなある日、お客様から、「これからは高齢化の時代、介護の仕事が有望だよ」と勧められました。そこで、平成8年、有償ボランティアを募り介護サービスの仕事を始めました。介護保険制度が制定される前のことで、現在、介護サービスの大手になっている各社は、まだ参入していませんでした。
Q たいした先見力と行動力ですね。
藤渕 平成11年に介護保険が制定されると、法人格を取得し、介護保険の指定事業所として活動の幅を広げました。そのとき、銀行を辞めました。それから、12年に居宅介護支援事業を開始、16年には支援費での訪問介護を始めました。
Q 創業時は、何人くらいの従業員でしたか。
藤渕 当初はベビーシッターもやっていたこともあって、50人くらいでスタートしました。その後、ベビーシッターは止めましたが、ヘルパーだけで多いときは60人くらいいたこともありました。現在は48人です。
Q そんなにたくさんの人を使うのは、たいへんでしょうね。
藤渕 当社のヘルパーの皆さんは、よくできた人ばかりなんですよ。もめごとはまるでなく、いつも助け合い連携して仕事をしています。辞めていく人もほとんどありません。ケアマネの仕事も、有能なベテランがいますので任せています。トラブルはムダな労力を使いますからね。本当にありがたいことです。
Q 藤渕社長の人徳によるところが大きいのではないでしょうか。そんな中で、日和庵の開設になったわけですね。
藤渕 日和庵の職員もよくやっていますよ。皆で声をかけ合い、利用者にとって一番良いケアをするよう努めています。利用者と職員が相互に成長していくこと。これが理想です。今、しっかりした手ごたえを感じています。
Q 本日は、とてもいいお話しを聞かせていただき有難うございました。これからの更なるご発展を心からお祈りしています。
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2008.7.14/戸村彰義 |
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