ランニングチームSAWASDEEを主宰する
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佐藤直樹さん
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| ヒーリングサロン・サワディー/マネージャー |
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タイ古式マッサージ・ヒーリングサロン「サワディー」のプレイングマネージャー佐藤直樹さんは、昨年ランニングチームSAWASDEEを立ち上げた。チームのメンバーは現在23人、佐藤さんはコーチとしてチームを引っ張っている。その状況を取材するため、チームメンバーの1人岡寺賢一さんと、ヒーリングサロン「サワディー」を訪ねた。
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島袋勉さんを囲んで
ランニングチーム「サワディ」
島袋さん右 佐藤直樹さん
島袋勉さんの後 岡寺賢一さん
※クリックすると拡大します。
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ランニングチームSAWASDEE
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ヒューマンアカデミースクールで
講演する佐藤直樹さん
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■ヒーリングサロン「サワディー」は、広島市の中心街本通の酔心本店の前にあった。
店に入ると、若い女性から明るい声であいさつされた。店の規模は予想外に大きく、1階と2階にあるヒーリング室にはたくさんのベッドが並んでいた。
佐藤直樹さんは誠実な感じの青年で、店の概要を次のように説明した。
「開業してから3年半、スタッフは全部で19人です。私は、いわゆるプレイングマネージャーで、マッサージをしながらお店の管理もしています。開店当初は不慣れなこともありいろいろ苦労しましたが、現在はお客様に可愛がっていただき、充実した日々をおくっています。
私は当初、現場の仕事をしていませんでしたが、これではいけないと思い、現場に入ってマッサージをするようになりました。たいへん成果がありましたが、やり過ぎるとスタッフの士気の面などであまりよくないんですね。
それに、店を外にアピールするマネージャーの仕事をしなければいけないことに気づきました。現在、異業種交流会などに極力出るようにしています」
■続いて、本日のメインテーマ、ランニングチームの説明に入った。
「私はケアという仕事がしんから好きです。マッサージ以外にケアになることはないかと考えていたところ、中学生からずっとやってきたマラソンがケアになるのではないかと思いました。そこで、昨年ランニングチームSAWASDEEを立ち上げました。当初は3人ばかりでしたが、今では20人を超えるチームになっています」
岡寺賢一さんが補足する。
「昨年、島袋勉さんに出会ったとき、無性にホノルルマラソンに出たくなりました。そんなとき佐藤さんに出会い、今年2月、ランニングチームに入ったんです。
体重が100キロを超えていたので膝を心配していましたが、膝の負担を小さくする走り方を教えてもらったので、気持ちよく走れるようになり、先般行われたひろしま国際平和マラソンの10キロの部で1時間を切ることができました。体重の方も自然に落ち今では90キロを切っています。
1人で走るよりは、みんなと一緒に走る方が楽しいですね。チームに入ってよかったと、しみじみ思っています」
佐藤さんが笑いながら言った。
「岡寺さんを初めて見たとき、大丈夫だろうかと思いました。上半身が重いので、膝にくるのではないかと心配したんです。でも、岡寺さんは乗り越えられました」
「昔は、マラソンというと、『走りながらしゃべってはいけない。水を飲んではいけない』といったことばかり聞きましたが、このチームでは、おしゃべりしながら楽しく走っています。今年の6月には両足義足の島袋勉さんを招聘し一緒に走ってもらいました。本当に楽しかったですね。今年の12月には、チームのメンバー8人がホノルルマラソンに参加します。もちろん私も参加します」と、岡寺さんは大張り切りだった。
「ランニングチームのコンセプトは、『もやもやした気持ちやストレスを断ち切り、楽しく走ろう!』です。
毎週3回、水曜日19時30分、金曜日の10時、日曜日10時に広島市中区スポーツセンターのグランドに集まり、みんなで一緒に走っています。どなたでも気楽にご参加ください」と佐藤さんがしめくくった。
※参加者がない場合もあるので、事前にメールでお問い合わせください。
E-mail sawasdee@blue.ocn.ne.jp
■1973年、佐藤さんは大分県臼杵市で生まれた。もともと野球が好きだったが、上背がないため野球はあきらめ中学生のときからマラソンを始めた。
「高校も駅伝の強い学校に入り、それから、(株)東芝に入社しました。仕事は半導体の技術的な仕事で、結構張り合いがありました。
会社には陸上のサークルがあり入部しましたが、野球のようには重視されていなかったので仕事とマラソンを両立させなければいけませんでした。それでも大きな大会に参加し、貴重な体験をさせていただきました」と回顧する。
そんな佐藤さんだったが、30歳になったとき退社した。
「人並み以上に昇格してきましたし、家内も会社をやめることに大反対でしたので迷いに迷いましたが、結局、退職を決意しました。直属の上司と折り合いが悪かったんです。今ではそれが幸運だったと思っています」
退社後、広島市で居酒屋『吉四六(きっちょむ)』を経営している伯父に招かれ、3年半前、 タイ古式マッサージ・ヒーリングサロン・サワディー(伯父が出資)をオープンした。
「ケアの仕事については、もともと好きでずっと勉強していましたが、オープンしてすぐに壁にぶちあたりました。いくらきれいなお店を作っても、それだけではお客様は来てくださらないんですね。『システムはばらばら、店の中にはトラブルがあり』といったことで、ピンチが続きました。
そこで腹をくくり、内部改革して人を入れ替え、店をリニューアルしました。それから、お店の経営も少しずつ上向くようになりました。この間に身をもって知ったことは、自分が変わらなければ周囲は変わらないということです」と苦い体験を語る。
これからの抱負を聞くと、
「マラソンの輪を地道に広げること。お店のサービスレベルを着実に向上し、お客様に喜んでいただくことです」と誠実で謙虚な答が返ってきた。
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2007.12.10/戸村彰義 |
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