瀬戸内海の海辺の景観

脇山 功ー


人が自然に近づきやすい場所

 No−1   海食洞から見た外の風景(広島県 宮島)    
 自然海岩の岩場がある場所では、海食洞がある。
 海食洞に入り外の風景をみると、それまでの感覚が一変して太古の昔のすがたの海辺を思い起す。


No−2 
海浜の生成 
(山口県 防予諸島)



波静かな島の入江では、風雨により土砂が流され、遠浅の海が出来つつある。
この海には、いまでは珍しくなったカブトガニが生息している。
No−3
初夏の海辺 
(山口県 防予諸島)

      

遠浅の海に岩があり、ホンダワラなどの海藻が繁殖している。
この海は、魚影が濃く生態系が豊かである。
No−4 
海辺のユートピア
(山口県)

      

浜一面に咲いているのは、ハマヒルガオ。
この浜で、子供たちをおもいきり遊ばせてやりたい。
No−5 
波打ち際 
(広島県 芸予諸島)

      

満潮時の波打ち際に生えているのは、海浜植物のオカヒジキ。
海浜植物が生える場所は、開発さやれやすい場所でもある。
No−6
海辺の石垣 
(山口県 柳井市)

      

海岸道路の側面は、大半がコンクリートで固められている。
石垣の側面では海浜植物が生え、小さな生き物の棲み処にもなる。
人の営みによって破壊された海辺
No−7
ゴミの漂流物 
(愛媛県松山市沖の無人島)



現在この島には人は住んでいない、しかし、おびただしい量のゴミが漂着する。産業ゴミ・家庭ごみ・漁具・流木あり。
人が少し注意すると、大半がなくなると思えるのだが。
No−8 
破壊された海辺 
(香川県)

      

この場所は、かつて白砂青松の景勝地であった。
人や生き物に優しい海辺に再生できないものであろうか。
No−9 
大都市の海辺 
(大阪湾)

      

都市部に面した海岸線は、人が近づけなくなった場所が多くある。
自然環境の重要性が問われている今日、日本の海辺は皮肉にも無機質で安らぎがなくなってきている。
人と自然が調和された海辺
No−10
海辺のハマアカザ 
(山口県 防予諸島)

      

岩の割れ目から生えているのはハマアカザ。
海浜植物の逞しさを、あらためて知らされた。

 No−11  白砂青松 (広島県)
 瀬戸内海周辺では、わずかになった白砂青松。
 次の世代に残し伝えたい。
 白砂青松は「日本人の原風景」とも言える。

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