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◆山田さんがトレードマークと言われる長身の姿を当社(株式会社第一ビルサービス)に現したのは、午後3時過ぎだった。カラーセラピーとはどんなものか実際の様子を見たいと思い、会社の女性1人・男性2人に頼み、被験者になってもらうことにした。 まず、最初に色とりどりの80本のボトルが並べられた。ボトルは上と下で色が違っており、上の色は自分が気づいている自分の状態、下の色は自分でも気づいていない自分の状態を示すということだった。 受験者は3人とも初めての経験で、みんな興味しんしん。トップバッターは女性のIさんである。 山田さんが温和な笑みを浮かべながら説明する。 「4本のボトルを好きな順に、左手でとってください。自由にゆっくり選んでください。左手でとるのは感性を重視するからです。1本目は本来の性格、2本目はチャレンジすべきこと。3本目は現在。4本目は未来・夢・目標を表します」 Iさんがボトルを4本、机の上に並べ終わると、山田さんがヒーリングを開始する。 「1本目は紫色ですね。人のために役立ちたいという性格が出ています。 2本目は上がブルー、下がピンク。コミュニケーション・自己表現が課題と考えられているようですね。とてもガマン強い性格と思われます。 3本目はオレンジ。現在、消化しきれないことがあり、楽しいことに目が強く向かれているようです。 4本目はピンク。将来に幸せを感じられているようです。 問題は選ばれていない色です。赤が足りないですね。赤は行動を表す色です。ハンカチや携帯電話などに赤色を取り入れてください。3カ月もすると、随分と変わってきますよ」 Iさんの感想。 「よくあたりますね。自分の足りないところが明確になりよかったと思います」 続いて行った男性2人も強いインパクトを受けたようで、「被験者も参加する占いセラピーだ。思い当たるところもあり、たいへん参考になった」などと語る。 ちなみに、今日は1人平均15分くらい無料で体験させてもらったが、いつもは60分1万円でヒーリングしているとのことだった。
そのときの経緯をつぎのように語る。 「当初は、母が経営している化粧品店の女性客に対するサービスとして始めたんですが、名古屋で橋本俊哉先生の講義を受け感動、完全にのめり込んでしまいました」 「カラーセラピーを習って一番良かったのは、自分の性格・行動が変わってきたことです。 子どもの頃は、目立ちたがり屋で自己中心的なところもあったのですが、長ずるにつれて、それがだんだん失われていったのです。その原因は背が異常に伸びたことで、普通志向が強くなり、ひどい猫背になりました。性格も自主性・積極性がなくなったんです」 「名古屋の講習で、自分には黄色が足りないと教えられたときには、目からうろこが落ちたような気がしました。 それから日常生活で黄色を補っているうちに、猫背も治り自主性も回復してきたんです。受け身な生き方も積極的な生き方に変わっていきました」 ◆それから26歳までは、化粧品店のサービスとしてカラーセラピーを行ったが、27歳の結婚を契機に本格的に取り組み始め、大竹教室のほかに広島教室も開設した。 「オーストラリアへ1週間研修に行ったのもよかったですね。カラーセラピーは、のどかなリラックスした環境の中で行うのが理想だということがわかりました。将来、そのような場所を持ちたいと思っています」 彼はカラーセラピーを心から楽しんでいるようだ。 「この仕事をやっていて一番嬉しいのは、皆さんに喜んでいただけることです。この間は、曾祖母さん、お祖母さん、お母さん、3才の子4人がお出でになり、97歳の曾祖母さんのヒーリングをしました。 楽しかったですね。曾祖母さんに、これからも人のためになることをしたいといわれたのには感動しました」 今後の目標を尋ねると、 「カラーセラピーは一人よがりになるといけません。そのためには、正しい知識を身につけることが大切です。私もさらに勉強し、1人でも多くの正しい知識を持ったカラーセラピストを養成していきたいと思っています」と、まことにアクティブな回答。 「自分を鍛えるためにはたくさんの人と出会い、カラーセラピーの数をこなすことです。振り返ると、100人くらいのところで、なんとなくカラーセラピーのコツがわかり始め、1000人くらいになって新たな展開がありました。まだ1万人にはなりませんが、たくさんの人を経験し、もっともっと成長したいです。生涯をかけてカラーセラピーに挑戦します」 このように語る柔和な笑顔の中には、将来への強烈な意気込みがあった。 |
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| (戸村彰義) |
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