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「ポエムピクチャー」は村中美香子さんの造語。詩と絵で表現するポエムピチャーに、人生をかける彼女は、現在、6回目の個展を広島市バルコにあるリブロ書店で開いている。
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■ポエムピクチャーのコンセプトについて、つぎのように説明する村中美香子さんは、周囲がパッと明るくなるような、とてもいい笑顔を持った人だ。
「これまで悩んだり苦しんだりしたことがありました。同じように悩み苦しんでいらっしゃる方々に、まだまだ未熟ですが、少しでも勇気と元気をお届けしたい。これがポエムピクチャーのコンセプトです。
『人間同士は必ずわかりあえる。こんな気持ちを大切にしたい』という願いを込めています」
作品を見ると、「朝がこない夜はない」「勇気と元気は使えば増えていく」「強く思い強く進め」・・・などの言葉とともに、色とりどりの絵が描かれている。温かいメッセージが感じられる作品だった。
■ポエムピクチャーを創るきっかけになったのは、短大のときに3ヶ月経験したイギリス留学だった。
「誰が聞いているかわからないのに、ストリートアーティストが一生懸命楽器をひき、歌を歌っているのです。それを聞いて、私はすごく感動しました。そして元気をいただいたのです。
そのとき、私も誰かの力になれる人間になりたいと思いました」
そこで帰国すると、美術部に入り絵の勉強を始めた。
「帰国して間もないときのことでした。1枚の紙に詩と絵を書いていると、友だちがこれはいいと感心したのです。これがポエムピクチャーのスタートになりました。それからは、自分の中にある思いを伝えようと、夢中になって描き続けました」
短大を卒業すると企画会社に就職したが、OLの傍ら、広島を初めとして、東京、大阪、京都、神戸、福岡、鹿児島各市の路上で、ポエムピクチャを描き続けた。
「連休になると、大きなリュックを背負って出かけました。路上でたくさんの出会いがあり、多くの友人を得ました」

君は無限
著者 MIKAKO
発行所 新風舎
定価 790円 + 税
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■路上アーティストとして活動するほか、個展も積極的に開催。19歳にデビューしてから5年間に、広島市で5回、岩国市で1回、個展を開催した。
「初個展は、2003年11月、CAFE BAR KOBAで行いました。現在、広島パルコの新館5Fのリブロ書店で開催していますので、ぜひ、お立ち寄りください。
今後の計画としては、5月に福岡で開くことにしています」
今回の個展は、今月の15日に全国いっせい発売される「君は無限」の出版記念として行われているもので、初出版だけに彼女の思い入れは大きい。
「タイトルを『君は無限』にしたのは、人の可能性・力は無限と信じているからです。表紙の青い空・白い雲は、無限の広がりをイメージしました。
各ページは、それぞれ切り取ってポストカードとしても使えるようにしています。全部で32枚。作品の選定には、それぞれ思いを込めました」
去る10日には出版パーティを開き、160人の参加者があった。
「今まで作品を読んでくださる人は、私の知っている方が中心でした。今度は、全国の知らない人たちがご覧になると思うと、不安と期待でドキドキしています」
■昨年の暮れ、彼女は5年間勤めた会社を退職して、今年からフリーになった。
「創作の幅を広げ、作品作りに専念したいと思ったので、生きがいもあり楽しかった会社を退職しました。会社の皆さんには、とてもいい送別会を開いてもらい、背中を押していただきました。心から感謝しています」
今回の出版にあたっては、取材や販売などで多忙を極めたようだ。顔に疲労の跡が出ているので、ストレスのせいではないかと言うと、皆さんにそう言われると笑った。
明るくてバイタリティがあり、反面、繊細でデリケートなMIKAKOさんのさらなる成長を、心から祈っている。
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(戸村彰義)
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