| 「トライアスロン」ってご存知ですか 亀井清光さん
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Q まず最初に、トライアスロンはどんなものか教えてください。 A トライは3、アスロンは運動種目を意味しており、トライアスロンはこの2つを組み合わせた造語です。 つまり、3種複合種目ということで、同一人物が水泳[スイム]、自転車[バイク]、ランニング[ラン]の順に連続して行う競技です。 Q 競技をする距離と所要時間はどのくらいですか。 A ロングは180km以上で、8時間から12時間くらいかかります。 ショートは51.5kmで、2時間くらいです。世界大会の8割がショートで、オリンピックディスタンスになっています。その他、ジュニア向けの4.1kmなどがあります。 Q 8時間以上もかかる競技とはすごいですね。いつ始まったんですか。 A 1977年です。こんな話があります。 「ハワイにはスイム・自転車レース・マラソン、3つの耐久レースがあるが、一番きついのはどれだろうかという質問 が出たとき、3種目全部をやるのが一番きついという返事が返った。それなら3つ一緒にやろうということになり、競
Q 比較的短い歴史なんですね。日本に入ったのはいつですか。 A それから4年後の1981年です。皆生温泉で開かれました。トータルの距離は185.2kmです。 Q 何人くらい参加しましたか。 A 1800人くらい申込があり、その中から650人が出場しました。これだけ厳選されても、100人くらいリタイアが出たんです。 Q たいへんな競技ですね。現在の競技人口はどのくらいですか。 A 協会登録者は全国で2万人、潜在人口は25万人と見られています。広島は登録者が350人、潜在人口が約2000人です。全国・広島ともに、この倍くらいにはしたいと頑張っています。 Q 男女別、年齢別構成比は? A 男女別は7:3です。女性だからということでハンディは設けていません。同じコースを同一スタートです。 40代が最も多く、続いて30代、20代の順になっています。世界の最年長者は87歳、日本は78歳です。岡山の77歳の方は胃がんの手術をされたのに、今も元気に頑張っていらっしゃいます。
Q 亀井さんが初めて出場されたのはいつですか。 A 19年前の43歳のときでした。 Q それから病みつきですか?[笑] A そうです。15年前、トライアスロンに自分の人生を特化したいということで、会社を辞めたくらいですから。 当時勤めていた会社は、外資系の会社で転勤があったんです。それで悩んだあげく、妻に相談したんです。
Q 奥さんの許可が、よくおりましたね[笑]。 A 人生に往復切符はないから、好きな道を進んでくださいと言ってくれたんですよ。 Q なるほど、いい奥さんですねえ[笑]。毎年どのくらい出場されましたか。 A 年平均して5回くらいです。 Q 一番印象に残っていることは? A サイパンカップエージグループで2位になったこと。嬉しかったですね。そのときの感激は忘れられません。 Q 亀井さんの心をかくまで捉えて離さないトライアスロンの魅力は、どんなところにありますか。 A トライアスロンは人生のロマンです。 スイムの水は胎内の羊水。 バイクの走る道にはアップダウンがあり、なにが起きるかわからない人生そのものです。 ランは、大地を踏みしめてゴールを目指す。こんなトライアスロンに惹かれています。 Q 競技をしているときで一番感動するのは、どんなときですか。 A もちろんゴールインするときです。ゴールインする人には、全員オーラが出ています。へとへとになってゴールインしてくるみんなの目には、涙が浮かんでいます。この感動は銭かねでは買えません。 自分を褒めてやりたい。エネルギーを贈ってくださった応援者の皆さんに感謝したい。こんな身体に生んでくれた両親に感謝したい。こんな気持ちで胸がいっぱいになります。 完走すれば、トップもビリもありません。全員が勝利者なんです。皆がお互いに称えあっています。 |
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