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「成年後見制度」ってご存知ですか
飯島きよかさん




飯島きよかさん


飯島 きよかさん



◆飯島きよか司法書士事務所


〒739-0321 広島市安芸区中野5丁目23-7-202

tel:082-893-6617
fax:082-893-6618
e-mail:kiyoka@gray.plala.or.jp





今、話題になっている「成年後見制度」ついて、新進司法書士・飯島きよかさんに訊ねた。



飯島きよかさん 成年後見制度を簡単に言うと・・・・。
 
判断能力が不十分なために、財産侵害を受けたり、人間としての尊厳が損なわれたりしないように、法律面や生活面で支援する仕組みです。


 
いつできたのですか。  
 
平成12年4月です。


 
どんな仕組みになっていますか。
 
法定後見制度と任意後見制度とがあります。法定後見制度は事後的な救済であるのに対し、任意貢献制度は事前の救済という性格を持っています。


 法定後見制度について、もう少し詳しく説明してください。
 法定後見制度は、本人の判断能力が一定以下に低下したとき、その能力の程度や保護の範囲に応じて、後見、保佐、補助の類型に分けて保護する制度です。
 禁治産者制度・準禁治産者制度が抜本的に改正されたものが、法定後見制度です。
 これまで、禁治産者や準禁治産者に宣告されると戸籍に記載されるため、戸籍が汚れるという抵抗感がありました。それに手続きのための時間が長いとか、費用も高いなどの問題もあったんです。


 任意後見制度はどんな制度ですか。飯島きよかさん
A 本人が元気なうちに、将来のことを考えて、あらかじめ後見人になる人を決めて契約しておこうとする制度です。これは、目玉というべき全く新しい制度です。
 この制度のメリットは、自分の判断能力が落ちたとき、どのような福祉制度を受けたいか、財産はどのように使ってほしいかなどについて、後見人と委任契約できることです。
 
不動産を持って一人暮らしをしている人や子どものない夫婦、騙されていろいろなものを買う傾向のある人は、ぜひ、この制度を検討してほしいですね。


 成年後見制度と介護保険制度は車の両輪ともいわれますね
 介護制度では、サービスを自分で選ぶことが原則です。ところがボケてしまったら、選べません。そんなときに備えて、後見人をあらかじめ決めておくのが任意後見制度です。だから、車の両輪といわれるんです。


成年後見制度
区分 類型 対象者 支援する人
法定後見制度 後見 ほとんど判断できない 成年後見人
保佐 判断能力が著しく不十分な人 保佐人
補助 判断能力が不十分な人 補助人
任意後見制度 元気な人 任意後見人

飯島きよかさんは、「微力ながらお年寄りや身寄りのない人のために役に立ちたい」と、人なつっこい笑顔を浮かべながら話す。
そんな彼女を見て「こんな人なら通帳やハンコを預けても大丈夫」と、お年寄りから信頼されるだろうと思った。

飯島きよかさん
◆飯島きよかさんのプロフィール


広島生まれ、29歳。
小学校は東京、中学から宮崎。
広島大学教育学部卒(23歳)
司法書士の資格取得(27歳)
司法書士事務所開設(28歳)


「家庭裁判所の調査官になりたくて法律の勉強をした。
人間一人一人と、かかわれる仕事をじっくり腰を落ち着けてしたい」



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